体の悩み別ケア

抱っこで手首が痛い…それ「ドケルバン病」かもしれません【鍼灸師パパが解説】

「抱っこするたびに手首がズキッ…」これ、育児あるあるじゃないんです

うちの息子も生後5ヶ月になり、体重は7kgを超えてきました。毎日何十回と繰り返す抱っこ、授乳、沐浴……気づいたら手首の親指側がズキズキと痛み出した、という経験はありませんか?

「育児してたら手首が痛くなるのは当たり前でしょ」と放置してしまう方も多いのですが、それは大間違いです。放置するとどんどん悪化し、最終的には箸を持つだけでも痛いという状態になることもあります。

整骨院で15年働いてきたなかで、産後のパパ・ママからの「手首痛」の相談は本当に多い。今回はその正体と、自宅でできる対策をお伝えします。


「ドケルバン病」とは?なぜ育児中になりやすいのか

手首の親指側が痛む症状は、ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎) と呼ばれます。親指を動かす腱と、その腱を包む腱鞘(けんしょう)がこすれて炎症を起こす病気です。

育児中に発症しやすい理由は、次のような動作を毎日繰り返すからです。

  • 抱っこ:両手で赤ちゃんを持ち上げるとき、手首を内側に曲げて体重を支える
  • 授乳:赤ちゃんの頭を手首で支えながら長時間キープする
  • 沐浴:片手で赤ちゃんの首を支えながらお湯をかける
  • おむつ替え:足を持ち上げるときの手首への負担

これらは「親指を広げながら手首を曲げる」という動作が多く、ドケルバン病の原因となる腱を集中的に使います。産後は女性ホルモンの変化で腱鞘が炎症を起こしやすくなっている点も重なり、特にママに多い症状です。パパも油断は禁物ですが。


自宅でできるセルフケア3つ

1. アイシングで炎症を抑える

急性期(腫れや熱感がある時)はまずアイシング。保冷剤をタオルで巻いて、手首の親指側に10〜15分あてます。お風呂で温めると一時的に楽になりますが、炎症がひどい時期は逆効果になることもあるので注意。

2. フィンケルシュタインテストで自己チェック

親指を手のひらで包むようにぎゅっと握り、手首を小指側に曲げてみてください。このときに親指側の手首に強い痛みが走るようなら、ドケルバン病の疑いがあります。整形外科か整骨院への相談をおすすめします。

3. テーピングで親指の動きを制限する

炎症を起こしている腱を休ませることが最優先。テーピングで親指の付け根から手首にかけて固定すると、日常動作での痛みが大幅に軽減します。ただし、巻きすぎて血行を悪化させないよう注意が必要です。


サポーターを使うのが一番手軽で効果的

テーピングは毎日巻き直すのが面倒……という方にはサポーターが便利です。育児中に装着しても邪魔になりにくい薄型のものや、手首と親指を同時に固定できるタイプを選ぶのがポイントです。

選ぶときのチェックポイントは以下の3つです。

チェックポイント 内容
固定範囲 親指の付け根〜手首をカバーできるもの
素材 通気性がよく長時間つけても蒸れにくいもの
着脱しやすさ 授乳やおむつ替えのたびに外せる構造

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まとめ

項目 内容
原因 抱っこ・授乳・沐浴による手首の使いすぎ(ドケルバン病)
特徴 親指側の手首がズキズキ痛む
セルフケア アイシング・テーピング・サポーター装着
受診目安 安静にしても1週間以上痛みが続く場合
鍼灸師的アドバイス 炎症が落ち着いたら鍼治療で回復を促せる

整骨院勤務15年・鍼灸師パパより 手首の痛みは「育児あるある」と思って我慢してしまいがちですが、早めのケアが大切です。同じ症状で悩んでいるパパ・ママはぜひコメントで教えてください!一緒に乗り越えましょう。

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育児パパのハリ日和 管理人

整骨院勤務15年の現役鍼灸師パパ。妻と生後5ヶ月の長男との3人暮らし。 育児・健康・セルフケアをハリきって発信中。

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