体の悩み別ケア

育児中に頭痛が増える理由と、鍼灸師が教えるセルフケア――授乳中でも薬に頼らない方法

「育児が始まってから、頭痛がひどくなった気がする」

整骨院でこういうお声をよく耳にします。そして授乳中のママからは「薬を飲んでいいのか迷う」という相談も多い。

鍼灸師として、そしていま現役で育児をしているパパとして、この問題を正面から書きたいと思います。

育児中に頭痛が増える3つの理由

1. 睡眠不足による「気・血の不足」

東洋医学では睡眠は「気(エネルギー)」と「血(けつ)」を回復させる時間です。睡眠が分断されると、頭部に栄養と酸素を届ける「血」が不足し、頭痛が起きやすくなります。

西洋医学的に言えば、睡眠不足で自律神経が乱れ、脳血管が過敏になる状態です。

2. 長時間の前かがみ姿勢

授乳・抱っこ・おむつ替え……育児中はとにかく「前かがみ」が多い。この姿勢が続くと首の後ろの筋肉が緊張し、後頭部から頭全体への血流が滞ります。いわゆる「緊張型頭痛」が起きやすい状態です。

3. 水分不足・食事が不規則

赤ちゃんのペースに合わせていると、自分の食事や水分補給がおろそかになります。特に授乳中は水分をたくさん消費するため、脱水気味になりやすい。脱水は頭痛の直接的な原因になります。

授乳中に薬を飲んでいいの?

これはかかりつけ医に必ず確認してほしい事項ですが、一般的に「授乳中でも比較的安全」とされている鎮痛剤はあります。ただ、飲める状況でも「できれば薬に頼りたくない」という方が多いのも事実です。

薬を使わずに対処できる選択肢を知っておくことは、選択肢を増やすことにつながります。

今日から試せるセルフケア

ツボ1:合谷(ごうこく)

手の甲側、親指と人差し指の骨が交わるくぼみ。頭痛全般に効くとされる有名なツボです。反対の手の親指でゆっくり押し、5秒キープ×5回。授乳中でも片手でできます。

ツボ2:風池(ふうち)

後頭部、耳の後ろの骨の下あたりのくぼみ。緊張型頭痛や首こりからくる頭痛に特に有効です。両手の親指を当ててゆっくり押しながら、深呼吸します。

首のストレッチ(1分)

あごを引き、耳を肩に近づけるように首をゆっくり横に倒す。左右各20秒。その後、下を向いて後頭部を軽く伸ばす。

水を飲む

シンプルですが、頭痛が始まったら200mlの水をゆっくり飲む。軽度の脱水による頭痛はこれだけで改善することがあります。

鍼灸は授乳中でも受けられる?

はい、受けられます。薬を使わない治療なので授乳中でも問題ありません。頭痛が慢性的に続く場合は、ぜひ鍼灸院に相談してみてください。

うちの妻も産後の頭痛で鍼灸を受けていますが、「頭が軽くなる」と喜んでいます。自分が施術者として伝えるよりも、パートナーとして横で見ているほうが安心できるものだと気づきました。


整骨院勤務15年・鍼灸師パパより 「授乳中の頭痛、こんな方法が効いた」「ツボ押しを試してみた」など、コメントで教えていただけると嬉しいです。同じ悩みを持つ方の参考になります。

#育児頭痛#授乳中頭痛#薬飲めない#頭痛セルフケア#鍼灸師

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育児パパのハリ日和 管理人

整骨院勤務15年の現役鍼灸師パパ。妻と生後5ヶ月の長男との3人暮らし。 育児・健康・セルフケアをハリきって発信中。

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